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ACTとは

ACTというのはDvorak配列で日本語を入力しやすくするローマ字体系(?)です.
Dvorak配列というのはあくまで英語を打ち易くするための配列であり,日本語のことは考慮されていません.
例えばDvorakでkのキーはQwertyで言うところのvの位置にあるため,か行である「ka,ki,ku,ke,ko」は結構打ちにくいです.そこで,か行を「ca,ci,cu,ce,co」に割り当てると左右の手を均等に使えて打ち易くなります.
ACTはさらにそれに加えて例えば「しょう」を「shou」ではなく「ss」に割り当てるなどして日本語を打ちやすくかつ,打鍵数を減らす工夫をしています.

こういう省打鍵かな入力方式としては他にも DvorakJPJLOD や蒼星配列などがあり,さらに人それぞれ好きなように改変して使っています.
ACTには元祖ACTと2009年に考案された ACT09という物がありますが,このページではEmacsやuimでデフォルトで使える元祖ACTの方の説明をします.

ACTの各ソフトの対応状況

Emacs
ddskkにはskk-act.elが含まれているので,.emacsに (setq skk-use-act t) を追加するだけで使えます.
Linux
uimのversion1.6.0以降でskk-actモードが使えます.
Windows
DvorakJ を使えばMicrosoft IME, ATOK, Google日本語入力でACTを使用することができます ⇒ DvorakJ用ACT日本語入力配列の設定ファイル

WindowsのSKKの近況(2013年現在)

SKK はシンプルな日本語入力方式です.近代的なMicrosoft IMEやGoogle日本語入力などは「機械が漢字や送り仮名を推定」するのですが, SKKはそういう解析は一切行わず,「人間が明示的に漢字部分と送り仮名部分を指定」します. 古典的ですが今でも少しだけ人気の日本語入力方式です.

WindowsでSKKを使用する手段としては昔からある SKKIME と最近登場した CorvusSKKSKK日本語入力FEP がありますが,個人的にはCorvusSKKが一番オススメです.

以下の章ではSKKIMEおよびCorvusSKKでACTを使う方法を説明します.SKK日本語入力FEPは私は試していないのですが説明によるとデフォルトでACTが使えるみたいです.

SKKIMEでACTを使えるようにする

動作確認済みOS: Windows XP/Vista/7
SKKIMEバージョン: 1.5
注意事項
  • skk-toggle-kana(カタカナモード)は = キーです.
  • 「勝った」「言った」など「っ」が送り仮名のものはうまく変換できないので「勝つ」「言う」などに変換してから送り仮名を削除して下さい.
  • 「安全」「音楽」など「;」「Q」で始まる漢字はうまく変換できないので「Ann」「Onn」などと打って下さい.
使用方法
  1. skkime-act.zip をダウンロードする.
  2. 展開するとskkime-act.regファイルが出来るので,右クリックして「結合」.
  3. SKKIMEのプロパティの「キー設定」→「ローマ字設定」を「標準」から「ユーザ定義」に変更する.
  4. ローマ字設定の右の方にある「変更」ボタンをクリックしてACT配列であることを確認する.

CorvusSKKでACTを使えるようにする

配布されているCorvusSKKを展開すると中に config-sample.7z というファイルがあり,その中に config - act.xml があるので,それをCorvusSKKの config.xml に上書きします. Windows7なら C:\Users\ユーザ\AppData\Roaming\CorvusSKK\config.xml です.